木材天幕煤蒸のメリット
・的確な殺虫効果をあげることができる
・度に大量の消毒ができる
・処理時間が短い
海外からの病害虫の侵入を防止し、国農林産業の安全を図るため、構物防疫法にもとずき、植物検疫が実施されています。病害虫を駆除する消毒方法としては、確実な消毒効果が期待され、かつ輸入される農林産物の流通阻害を最小限に抑えられるガス体による爆蒸方法が広く利用されています。小名浜爆蒸でも、この方法を用い、小名浜港に輸入された木材(原木)について、天幕爆蒸を行います。埠頭地内(植物検疫指定地)に原木を野積みし、ビニールシートで覆い、爆蒸剤を用いて24時間消毒作業が行われます。爆蒸剤には毒性の強いものもあるので、作業は厳重な作業管理、健康管理等により万全を期しています。(作業主任者資格要取得。)
燻蒸時には、関係者への周知、器材の点検整備、燻蒸関係者以外の存在確認、煤蒸施設の密閉および点検、立ち入り禁止の措置、監視員の配置、保護具の使用資格、ガス漏れ点検補修、ガス容器の安全処理、安全なガス放出作業、抑制濃度の確認、荷役前の安全確認等が行われており、また、植物防疫所の指定した安全な場所でのみ行われています。
※植物防疫法昭和25年法律第151号第1条(目的)
輸出入植物(木材)及び圏内植物を検疫し、並びに植物に有害な動植物を駆除し、及びその方延を防止し、もって農業生産の安全及び助長を図ることを目的とする。
小名浜港、及び東京港に輸入された、外貿コンテナによる木材(製材品)をフォークリフトによる搬入搬出作業を行います。労働災害防止のために、始業終業時点検の徹底、安全服装、保護具の着用、所在安全確認の徹底等など様々な作業安全基準が定められています。
(フォークリフト技能講習修了証要取得)
(道交法大型特殊免許要取得)
(はい作業作業主任者技能講習修了証要取得)